外国馬

過去10年で外国馬は2頭優勝しているが、そのうちの1回は02年中山開催。
近年は好走しておらず、東京の固い馬場に対応できるかがカギとなる。
近2走でG2以上3着以内が好走の条件となる。

ヴォワライシ
前走:ローマ賞(G1)2着
前々走:フェデリコテシオ賞(G3)1着
近2走でG2以上3着以内はクリアしているものの、ローテーションからの取捨は困難。

ジョシュアツリー
前走:カナディアン国際S(G1)1着
前々走:英セントレジャー(G1)5着
同馬も好走条件をクリアしており、戦績も評価できる。
一流調教師であるオブライエン師が管理する馬だけに要注意。
同馬には褒賞金の権利があり、金額は、1着なら1億円、2着なら4000万円、3着なら2500万円。
同師は07年に同年の凱旋門賞馬ディラントーマスを出走予定だったが、検疫の結果出走できず。
今回の挑戦は04年パワーズコート(10着)以来6年ぶり。  
ジョシュアツリーの父モンジュー(凱旋門賞馬)は99年のJCで1番人気に支持されるも、4着。
モンジュー産駒はペイパルブル(07年7着、08年14着)に続き2頭目の参戦となる。


シリュスデゼーグル
前走:コンセイユドパリ賞(G2)2着
前々走:ドラール賞(G2)1着
2着→1着と続けて好走していた06年ウィジャボードが3着。
実績的にはウィジャボードに劣るが、大きなマイナス材料はない。

ダンディーノ
前走:英セントレジャー(G1)8着
前々走:ゴードンS(G3)2着
戦績的に厳しい。

ティモス
前走:コンセイユドパリ賞(G2)4着
前々走:凱旋門賞(G1)14着
戦績的に厳しい。

フィフティープルーフ
前走:カナディアン国際S(G1)5着
前々走:ノーザンダンサーターフS(G1)2着
重賞未勝利馬で、大きな評価はできない。

マリヌス
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モアズウェルズ
前走:カナディアン国際S(G1)2着
前々走:ストックホルムC国際(G3)1着
G1未勝利だが、前走はアタマ差の2着。
戦績・ローテーションからは大きなマイナスは無い。


日本馬

天皇賞・秋組

天皇賞・秋からの臨戦は秋の古馬王道といえるローテーション。
過去10年で優勝馬4頭、2着馬が6頭と安定しており、今年の日本馬は4頭がこの組からの臨戦。
もっとも重要なレース。過去10年では天皇賞・秋で6着以内までが巻き返している。

ジャガーメイル
前走:天皇賞・秋(G1)18着
前々走:宝塚記念(G1)8着
宝塚記念から天皇賞・秋のローテーションは過去10年で[1.1.2.5]の成績で、まずまずの内容。
ジャパンCで3着内に入った馬は、上記レースのどちらかは連対していた。
戦績的に物足りない。

シンゲン
前走:天皇賞・秋(G1)6着
前々走:オールカマー(G2)1着
オールカマーから天皇賞・秋のローテーションは00年メイショウドトウが2着に好走している。
06年のコスモバルクが4着だったため、天皇賞・秋6着以内の同馬は十分馬券圏内を狙える。

ブエナビスタ
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ペルーサ
前走:天皇賞・秋(G1)2着
前々走:毎日王冠(G2)5着
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菊花賞組

優勝馬は01年ジャングルポケット1頭のみ。
2着馬は3頭。今年はローズキングダムのみの参戦となる。

ローズキングダム
前走:菊花賞(G1)2着
前々走:神戸新聞杯(G2)1着
ローテーション、戦績からは割引はない。同馬にとっては距離短縮の今回が狙い目となる。



エリザベス女王杯組
外国馬を含めると過去10年で7頭がこのレースからの臨戦するも、結果が出ていない。

メイショウベルーガ
前走:エリザベス女王杯(G1)2着
前々走:京都大賞典(G2)1着
エリザベス女王杯から本番で結果を出した馬は0頭。
ローテーション的にはマイナス。


京都大賞典組

03年タップダンスシチーが京都大賞典から挑み、優勝している。
最近は結果が出ておらず、厳しいローテーションと言える。

オウケンブルースリ
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凱旋門賞組

凱旋門賞から参戦する外国馬は多いものの、最近は日本馬のみで06年ディープインパクト(3着入線失格→優勝)、08年メイショウサムソン(10着→6着)の2頭だけ。

ヴィクトワールピサ
前走:凱旋門賞(G1)7着
前々走:ニエユ賞(G2)4着
日本の3歳馬が凱旋門賞に出走した事が異例で、ローテーションからの取捨は困難。
ジャパンCの傾向は近2戦でどちらかを連対している馬が好走しており、大きな評価はできない。

ナカヤマフェスタ
前走:凱旋門賞(G1)2着
前々走:フォワ賞(G2)2着
凱旋門賞で3着入線失格→ジャパンカップ優勝のディープインパクトよりも、同馬は凱旋門賞で2着と好走しており、評価できるローテーションといえるが、 怪物ディープインパクト以外には凱旋門賞組は結果を出せていない。
同馬には褒賞金の権利があり、金額は1着なら5000万円、2着なら2000万円、3着なら1250万円。


その他

アルゼンチン共和国杯を優勝した08年スクリーンヒーローのみが好走。
基本的には厳しい。

エイシンフラッシュ
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